アドラー心理学
本日は、カウンセリングでも考え方を取り入れている『嫌われる勇気』で有名なアドラー心理学の5つの理論を紹介していきます^^
目次
1 自己決定性(人生は自分が主人公)
アドラーは「人間は、自分自身の人生を描く画家である」と言います。
できないと思えば、できない
できると思えば、できる
ということです。
過去の自分は、できない思考に縛られていました。なので、何かを始めても長く続かなかったです。
そして、非建設的な考えになってしまい、前に進むことができませんでした。
約1年のカウンセリングや自己理解の学びで誤った思い込みを変え、
よくないセルフイメージを、良いセルフイメージへと変化させることができています。
2 目的論(人の行動には目的がある)
原因論、目的論という考え方があります。
赤面症のケースです。(嫌われる勇気より引用)
原因論の立場をとると、赤面症だから、告白できない。
目的論の立場をとると、フラれたくないから、赤面症を持ち出している。
ちょっと、厳しいところがあるかもしれません笑
原因ももちろん大事なのですが、これからどうするか、という目的論の立場に立つことはもっと大事だと思っています。
3 全体論(人は心も身体も結びついた、たった一つの存在)
人の心の中には矛盾はなく、理性・感情、心と身体は全て繋がった一つのもの
意識と無意識 人間は分割不能な存在である
理性と感情 一見相反するものも、分割できない
肉体と精神 互いに補い合う存在である
4 認知論(誰もが自分だけのメガネを通してものを見ている)
例えば、
犬を見たAさんとBさんがいるとします。
Aさんは、可愛いと言って犬に近づいていきました。
Bさんは、近づこうとせず、あとずさりました。
なぜでしょうか?
Aさんは、昔から家で犬を飼っていて、世話をし犬に懐かれた経験がありました。
Bさんは、近所の犬に、追われて噛み付かれた経験がありました。
この経験から、Aさんは犬は自分にとって安全な存在、Bさんは脅威の存在という認知をしています。
これが認知論です。誰もが自分だけの色眼鏡を通してものを見ています。
5 対人関係論(全ての行動には相手役がいる)
父親が子供に厳しい態度をとる。
部下が上司に従う。
先生が子供に命令する。
これらは、全て相手役が存在するから、そのように行動しているということです。
アドラー心理学はとっても奥が深いです。それがとっても面白いですね^^
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